チャットボットの導入

あらゆる手続きが 24 時間 365 日どこからでもオンラインで可能に



概要

 本学では 2020 年 6 月 1 日にオンライン事務化宣言を発表し、窓口フリー、働き場所フリー、印鑑フリーを柱とする事務 DX を推進しています。その一環として、国立大学法人で初めて、多言語対応可能なチャットボットを全学に導入しました。本学の HP 上に配備された本チャットボットは、利用者が希望する情報へ即座にナビゲートすることを可能にし、情報探索から申請までオンライン上でシームレスに行うことが可能となります。今回の導入を契機に、情報探索から各種書類受領までを一気通貫でオンライン化し、あらゆる手続きが 24 時間 365 日、どこからでも可能となる窓口サービスの実現を目指してまいります。

導入の背景

 少子化、働き方改革、ニューノーマル等、本学を取り巻く環境が大きく変化する中で、本学もその変化に柔軟に対応することが求められております。現に起こっている変化および今後起こり得る変化へも柔軟に対応可能な頑健な事務組織を構築するために、本学では 2020 年 6 月 1 日にオンライン事務化宣言し、学内公募の若手職員による『業務の DX 推進プロジェクト・チーム』が中心となって、従来「あたりまえ」とされていた業務の見直しを徹底し、様々な検討を行っております。
 上記プロジェクトでは、学生・教職員の各種手続について、本学の窓口の問題を徹底的に洗い出し、その結果、情報のアクセス性が必ずしも良好ではない、紙媒体での申請が基本となり、申請書受領、申請および受領と複数回窓口に来なければならない等の問題が洗い出されました。それらを包括的に解決することが可能となる強力なツールとしてチャットボットの導入を決定しました。

期待される効果

 チャットボットとはAIによるオンラインチャット形式で窓口自動対応を行うサービスです。例えば、在学生は証明書発行等の各種手続き等、教職員は業務マニュアルや各種手続等、学外の方々は本学の公開施設・情報等へアクセスしやすくなります。また、各種様式やマニュアル等へのアクセス性が飛躍的に向上するため、希望する情報を自ら探索せずとも、即座に入手することが可能となります。

今後の展望

 担当窓口等へのスムーズな案内を実現することが主な機能となりますが、今後は情報探索から手続きまでを一気通貫でオンライン化し、あらゆる手続きが 24 時間 365 日、どこからでも可能となる窓口サービスの実現を目指してまいります。